一括操作ファイルを作成する

    一括操作ファイルを作成する


    記事の要約

    一括操作ファイルの形式や記述するコマンドのフォーマットについて説明します。

    一括操作のファイル形式

    一括操作コマンドを記述するファイルの形式は以下の通りです。

    項目内容備考
    形式CSV
    文字コードSJIS、UTF-8
    改行コードCR/LF最終行にも改行を含めてください。
    1行の長さ規定なし
    最大行数規定なし
    最大ファイルサイズ規定なし
    ファイル拡張子csv
    ファイル名任意

    一括操作のコマンドフォーマット

    一括操作ファイルでは、1行に1つの処理(コマンド)を記述します。
    1ファイルの中に、複数のコマンドを記述することができます。

    基本フォーマット

    コマンドの基本的な記述方法は以下の通りです。

    コマンド,パラメータ1,パラメータ2,パラメータ3,...

    記述に関するルール

    いくつかの記述に関するルールが存在します。以下の内容に注意して、コマンドを記述してください。

    項目説明
    パラメータの省略すべてのコマンドに、固有の必須パラメータ、および任意パラメータがあります。
    任意パラメータは、複数のカンマを続ける事で省略できます。また、途中からすべて省略することもできます。
    任意パラメータを省略した場合、登録の場合は規定値が設定され、更新の場合は設定値が変更されません。
    • 任意パラメータを省略する例:
      コマンド,パラメータ1,パラメータ2,,,,パラメータn,パラメータnn
    • 任意パラメータを途中からすべて省略する例(パラメータ3以降を省略する場合):
      コマンド,パラメータ1,パラメータ2
    パラメータ内のカンマパラメータにカンマ(,)を使用する場合は、パラメータの前後をダブルクォーテーション(")で囲んでください。
    パラメータ内にカンマを指定する例(「aaa,bbb」の場合):
     "aaa,bbb"
    パラメータ内のダブルクォーテーションパラメータにダブルクォーテーション(")を使用する場合は、パラメータの前後をダブルクォーテーション(")で囲み、パラメータ内のダブルクォーテーションは連続して記述してください。
    パラメータ内にダブルクォーテーションを指定する例(「aaa,”bbb”」の場合):
     "aaa,""bbb"""
    コメントシャープ(#)ではじまる行は、コメントとして扱われるため、一括操作の対象とはなりません。
    空行空行やカンマのみの行は無視するため、一括操作の対象とはなりません。
    NULL文字列を設定する項目において、何も入力されていない状態を表す単語として「NULL」が設定されています。設定した文字列を削除し、空の状態にする場合には「NULL」と入力して実行してください。
    改行コードパラメータ内で改行する場合は、改行コードはLFとします。
    有効パラメータ数各コマンドの要素数以上にデータが記載された場合は、要素数以降のデータは無視されます。