特権昇格を操作する
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「特権昇格」画面では、特権昇格の申請、チェックアウト、チェックインができます。
特権昇格画面の概要
ホーム画面の「特権昇格」またはメニューから「特権昇格」をクリックすると、「特権昇格」画面が表示されます。画面の構成は以下です。
- 左ペイン：登録されているエンドポイントのホスト名の一覧が表示されます。
- 右ペイン：選択したホスト名に関連するエンドポイントの特権利用状態が表示されます。
特権昇格画面でできること
セルフチェックアウト
チェックアウト設定の「承認の有無」で「チェックアウト時に承認を必要とする」を選択していない場合、利用者は申請と同時にチェックアウトが有効になり、特権アカウントの利用を開始できます。
特権昇格の申請
チェックアウト設定の「承認の有無」で「チェックアウト時に承認を必要とする」を選択している場合、利用者は特権昇格の申請ができます。
特権昇格の管理
特権のチェックイン、特権利用状況の確認ができます。
※チェックアウト設定は、「エンドポイント」画面から設定可能です。操作方法の詳細は『エンドポイントグループのチェックアウト設定をカスタマイズする』を参照してください。
特権昇格申請情報を確認する
左ペインでホスト名を選択すると、右ペインで以下の特権昇格申請情報を確認できます。
リストタイトル部分をクリックすると、表示順が昇順または降順に切り替わります。
| 項目 | 説明 |
| 利用開始日時 | 特権アカウントの利用を開始する日時が表示されます。 |
| 利用終了日時 | 特権アカウントの利用を終了する日時が表示されます。 |
| 昇格先グループ | 特権ログオンする昇格先のアカウントグループが表示されます。 |
| 状態 | 特権アカウントの利用状態が表示されます。 |
特権のチェックアウトを行う
特権の利用を開始するときは、「特権昇格」画面の「チェックアウト」ボタンをクリックして特権昇格させます。
セルフチェックアウトの場合は、「チェックアウト」ボタンをクリックすると特権昇格されます。
承認ワークフローの場合は、「チェックアウト」ボタンをクリックすると申請が行われ、承認者が承認すると特権昇格されます。
特権昇格された後、エンドポイント端末に再度ログオンすると特権アカウントの利用を開始できます。
１．特権昇格画面の左ペインで、特権昇格を申請するホスト名をクリックする。
特権昇格申請一覧の表示内容は『特権昇格申請情報を確認する』を参照してください。
２．「チェックアウト」ボタンをクリックする。
３．項目を入力する。
入力項目の詳細は『チェックアウトの確認』を参照してください。
４．「チェックアウト」ボタンをクリックする。
チェックアウトの確認
手順3で入力する項目の詳細は以下の通りです。
| 項目 | 説明 |
| ホスト名 | 特権昇格させるホスト名が表示されます。 |
| アカウント | 特権昇格させるアカウント名が表示されます。 |
| 昇格先グループ | 特権ログオンする昇格先のアカウントグループを選択します。 |
| 利用期間 | 特権アカウントを利用する期間を設定します。
|
| 承認者 | エンドポイントグループの「チェックアウト設定」で「承認の有無」で承認を必要としている場合に、承認者となるユーザを選択します。 |
| コメント | 利用目的などを必要に応じて入力します。 |
注意
「昇格先グループ」で昇格先に設定したアカウントグループは、チェックイン時にアカウントの所属グループからすべて削除されます。そのため誤った昇格先を設定すると、チェックイン後に意図しない権限のアカウントまで無効化され、エンドポイント端末が利用できなくなります。
特権のチェックインを行う
特権ログオンする必要がなくなった場合、「特権昇格」画面の「チェックイン」ボタンをクリックすると特権降格ができます。
特権の自動チェックイン
状態が「利用中」の場合、チェックイン操作を行わなくても利用期間の終了日時になれば自動的に特権降格され、特権アカウントの利用はできなくなります。
手動でチェックインを行う
状態が以下の状態の時は、手動でチェックインを行うことができます。
- 承認待ち
- 利用待ち
- 利用中
１．左ペインのホスト名一覧からチェックアウトしたホスト名をクリックする。
２．右ペインからチェックインしたいチェックアウトを選択する。
３．「チェックイン」ボタンをクリックする。
４．確認ダイアログで「OK」ボタンをクリックする。