ターゲット共通の制約

    ターゲット共通の制約


    記事の要約

    ターゲット共通で、以下の制約があります。

    ※ID管理が〇になっている項目は、ID管理の機能の制約になります。ログが〇になっている項目は、アクセスログ管理のログ自動収集機能、または、ログ自動収集機能で収集したアクセスログ(ログインログ・ログアウトログ・suログ・ログイン失敗ログ)で出力するレポートの制約になります。

    No

    制約

    制約機能

    ID

    ログ

    1

    特権IDの利用点検レポート、および、アクセス履歴レポートでアクセス日時は、JST以外のタイムゾーンのターゲットもJSTに変換された日時で表示されます。

    -

    2

    特権IDの利用点検レポートでiDoperation SC連携設定のターゲットの画面操作動画へのリンクを「表示する」に設定する場合、ターゲットのタイムゾーンがJSTである必要があります。
    JST以外の場合はアクセスログと画面操作動画の時間がずれるため、正しい画面操作動画へのリンクが紐付きません。

    -

    3

    特権IDの利用点検レポートでiDoperation SC連携設定のアクセス元端末の画面操作動画へのリンクを「表示する」に設定する場合、アクセス元端末のタイムゾーンがJSTである必要があります。
    JST以外の場合はログイン日時と画面操作動画の時間がずれるため、正しい画面操作動画へのリンクが紐付きません。

    -

    4

    ターゲットへのアクセスログのアクセス元IPアドレスが、実際のアクセス元端末のIPアドレスではなく、ゲートウェイのIPアドレスなどになる場合、特権IDの利用点検レポート、および、アクセス履歴レポートで、iDoperation システムからのID管理/アクセスログ収集のアクセスの除外をする事が出来ません。

    *iDoperation CloudのIPアドレスで除外しても、ログ上のアクセス元はゲートウェイのIPアドレスになるため、除外されません。
    *ゲートウェイのIPアドレスで除外すると、ゲートウェイを介したアクセスが除外されるため、ユーザからのアクセスも除外されてしまいます。

    -

    5

    ID管理用、ログ収集用の接続アカウント、管理者アカウントは、アカウントに全角文字が含まれている場合は、使用できません。
    全角文字が含まれていないアカウントを用意してください。

    6

    iDoperationの管理対象となっているターゲットで、ターゲット側のアカウント設定が自動的に変わった場合は、iDoperationの情報とターゲット側のアカウントの設定が非同期の状態になります。その際は、ターゲット同期を実行し、ターゲットとiDoperation側のアカウントの情報を同期してください。

    例えば、Windows OSの例で、ターゲット側のアカウントにパスワード有効期限の設定が有効になっていて、有効期限が切れると「ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要」を自動で有効にするためiDoperation側のアカウントの情報は、無効のままとなり非同期状態になります。また、既にパスワード有効期限が切れたアカウントでオートログインをした場合は、ログインできないという現象として現れることがあります。

    -