Azure SQL Databaseの制約

    Azure SQL Databaseの制約


    記事の要約

    Azure SQL Databaseには、以下の制約があります。

    ※ID管理が〇になっている項目は、ID管理の機能の制約になります。ログが〇になっている項目は、アクセスログ管理のログ自動収集機能、または、ログ自動収集機能で収集したアクセスログ(ログインログ・ログアウトログ・suログ・ログイン失敗ログ)で出力するレポートの制約になります。

    No

    制約

    対象機能

    ID

    ログ

    1

    管理可能なアカウントは、包含データベースユーザのアカウントのみです。

    -

    2

    iDoperation から可能な操作は、「アカウントのパスワード変更」のみです。
    その他の操作は、SQL Serverの管理ツールで実施してください。

    -

    3

    Azure SQL Databaseへのアクセスに、SQL Server Management StudioまたはAzureクエリエディターを使用すると、SQL ServerおよびSQL Server Management Studio、Azureクエリエディターの仕様により、大量のアクセスが行われます。
    そのため、大量のアクセス情報が特権IDの利用点検レポート、および、アクセス履歴レポートに出力されます。

    -

    4

    Azure SQL Databaseの監査ログについて、ログアウト情報の収集には対応しておりません。
    そのため、特権IDの利用点検レポート、および、アクセス履歴レポートでは、ログアウト時間は"ログアウト情報なし"と表示されます。

    -

    5

    レポートにはdatabase_principal_nameがアカウント名として表示されます。
    そのため、サーバ管理者ログイン等の包含データベースユーザ以外でのログインは、ログイン時に使用したアカウント名とレポートに表示されるアカウント名で異なる場合があります。

    -

    6

    ログイン失敗履歴レポートにアカウント名が出力されない場合があります。

    -

    7

    1度のアクセスで複数のアクセスログが出力される(No.3の制約)ため、複数のアクセスログのうちオートログイン実行後の最初のアクセスログのみオートログインと突合します。
    それ以外のアクセスログについては、パスワード参照と同様に申請とアクセスログのみを突合し、レポートに出力します。

    -

    8ターゲット登録、またはログ収集履歴初期化を行った場合、iDoperationサーバのタイムゾーンで、ログ収集開始日の00:00:00から00:15:00の間に実行されたログ収集が失敗することがあります。
    -