MariaDBの制約

    MariaDBの制約


    記事の要約

    MariaDBには、以下の制約があります。

    ※ID管理が〇になっている項目は、ID管理の機能の制約になります。ログが〇になっている項目は、アクセスログ管理のログ自動収集機能、または、ログ自動収集機能で収集したアクセスログ(ログインログ・ログアウトログ・suログ・ログイン失敗ログ)で出力するレポートの制約になります。

    No

    制約

    制約機能

    ID

    ログ

    1

    iDoperation から可能な操作は、「パスワード変更」のみです。
    その他の操作は、MariaDBデータベースの管理ツールで実施してください。

    -

    2

    インスタンス単位で管理します。
    ※DB単位での管理は行いません。

    3

    ログイン失敗時にログインのログとログイン失敗のログが分かれて出力されます。
    そのログインログとログイン失敗ログの出力時間差が2 秒以上離れて出力された場合は、ログイン失敗のログと識別出来ず、収集しません。
    その場合は、ログイン失敗履歴レポートにログイン失敗のログが反映されず、ログインとして特権IDの利用点検レポート、および、アクセス履歴レポートに反映されます。

    -

    4

    特権IDの利用点検レポートおよびアクセス履歴レポートのアカウントは、アカウントのユーザ名部分のみが表示されホスト名の部分は表示しません。

    -

    5

    特権IDの利用点検レポートおよびアクセス履歴レポートは、ユーザ名部分のみで突合するため、同一のユーザ名のアカウントの申請が複数ある場合は、最初に該当した申請書と突合します。

    -

    6

    アカウントロックによりログイン失敗した場合は、ログイン失敗ログが出力されず、ログイン成功のログが出力されます。
    そのため、アカウントロックによるログイン失敗はログイン失敗履歴レポートには出力されず、ログイン成功として特権ID の利用点検レポート、および、アクセス履歴レポートに反映されます。
    ※アカウントロックの機能はMariaDB10.4.2以上に導入された機能です。

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