Oracle Cloud Infrastructure (IAM)の制約

    Oracle Cloud Infrastructure (IAM)の制約


    記事の要約

    Oracle Cloud Infrastructure (IAM)には、以下の制約があります。

    ※ID管理が〇になっている項目は、ID管理の機能の制約になります。ログが〇になっている項目は、アクセスログ管理のログ自動収集機能、または、ログ自動収集機能で収集したアクセスログ(ログインログ・ログアウトログ・suログ・ログイン失敗ログ)で出力するレポートの制約になります。

    No

    制約

    制約機能

    ID

    ログ

    1

    Oracle Cloud Infrastructure (IAM)のアカウントは、iDoperationと同期できません。非同期での台帳管理のみです。
    貸出対象のアカウントは手動で登録し、パスワードを設定してください。

    -

    2

    Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のConsoleにログインするアカウントは下記の2種類あります。
    ①Oracle Identity Cloud Service(IDCS)
    ②OCI Identity and Access Management(IAM)

    iDoperationは、②のIAMのアカウントをサポートしていますが、IDCSのアカウントはサポートしていません。

    そのためオートログインでは、Oracle Cloud Infrastructure Direct Sign-Inを対応し、Oracleidentitycloudserviceを使用したSingle Sign-On (SSO)には対応していません。

    -

    3

    Oracle Cloud Infrastructure (IAM)の監査ログは即時反映されないため、アクセスから該当ログが収集可能になるまで5分前後のずれが生じます。

    -

    4

    Oracle Cloud Infrastructure (IAM)の監査ログについて、ログアウト情報の収集には対応していません。

    -

    5

    Oracle Cloud Infrastructure (IAM)の監査ログについて、収集開始日時から収集終了日時までが、14日以内である必要があります。

    -

    6ターゲット登録、またはログ収集履歴初期化を行った場合、iDoperationサーバのタイムゾーンで、ログ収集開始日の00:00:00から00:15:00の間に実行されたログ収集が失敗することがあります。
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