アカウント管理

    アカウント管理


    記事の要約

    アカウント登録

    アカウントの登録には、AccountAddコマンドを使用します。

    AccountAddのフォーマット

    AccountAdd,ターゲット名,アカウント名,パスワード,操作対象,ワークフロー貸出対象,実パスワード貸出対象,同時貸出対象,特権IDの利用点検対象,パスワード変更対象,パスワード変更(参照前・貸出終了)対象,メモ,アカウント追加項目1,アカウント追加項目2,アカウント追加項目3,アカウント追加項目4,アカウント追加項目5,アカウント追加項目6,アカウント追加項目7,アカウント追加項目8,アカウント追加項目9,アカウント追加項目10,アカウント追加項目11,アカウント追加項目12,アカウント追加項目13,アカウント追加項目14,アカウント追加項目15

    AccountAddのパラメータ

    Noパラメータ 概要必須
    1AccountAddコマンド名
    2ターゲット名

    アカウントが所属するターゲット名を設定します。
    例:winsv01

    3アカウント名

    アカウントの名前を設定します。
    例:account001

    4パスワード

    アカウントパスワードを設定します。

    例:P@ssw0rd

    5操作対象

    iDoperationでの管理対象とするかどうかを設定します。
    0:操作可
    1:操作不可
    規定値:0

    例:0


    6ワークフロー貸出対象

    特権ID貸出申請の対象にするかどうかを設定します。
    0:対象としない
    1:対象とする
    規定値:1

    例:1


    7実パスワード貸出対象

    実際に登録されているパスワードを貸出対象にするかどうかを設定します。
    0:対象としない
    1:対象とする
    規定値:1

    例:1


    8同時貸出対象

    貸出時間が重なる特権ID貸出申請を許可するかどうかを設定します。
    同時貸出を許可しても、ターゲットサーバによっては、同時には利用出来ない場合があります。
    0:同時貸出不可
    1:同時貸出可能
    規定値:1

    例:1


    9特権IDの利用点検対象監査対象にするかどうかを設定します。

    0:対象としない
    1:対象とする
    規定値:1

    例:1


    10パスワード変更対象

    アカウントに対するパスワード個別変更およびパスワード一括変更の対象とするかどうかを設定します。
    0:パスワード変更の対象としない
    1:パスワード変更の対象とする
    規定値:1

    例:1


    11パスワード変更(参照前・貸出終了)対象

    「特権利用」で利用者がパスワードを参照する前、貸出終了時にパスワードを変更するかどうかを設定します。
    0:対象としない
    1:対象とする
    規定値:1

    例:1


    12メモ

    メモを512文字以内で設定します。

    例:保守作業用


    13~27アカウント追加項目1~15システム設定』-『追加項目』でアカウント追加項目が設定されている場合に設定出来ます。

    (*1) 秘密鍵(OpenSSH、Putty)、パスフレーズは一括操作対象外です。

    コマンド記述例

    AccountAdd,winsv01,account01,Password1234,0,1,1,0,1,0,0,,,,,,,,,,,,,,,,

    アカウント変更

    アカウントの変更には、AccountModifyコマンドを使用します。

    AccountModifyのフォーマット

    AccountModify,ターゲット名,アカウント名,パスワード,iDoperationのみパスワード変更,操作対象,ワークフロー貸出対象,実パスワード貸出対象,同時貸出対象,特権IDの利用点検対象,パスワード変更対象,パスワード変更(参照前・貸出終了)対象,メモ,アカウント追加項目1,アカウント追加項目2,アカウント追加項目3,アカウント追加項目4,アカウント追加項目5,アカウント追加項目6,アカウント追加項目7,アカウント追加項目8,アカウント追加項目9,アカウント追加項目10,アカウント追加項目11,アカウント追加項目12,アカウント追加項目13,アカウント追加項目14,アカウント追加項目15

    AccountModifyのパラメータ

    Noパラメータ概要必須
    1AccountModifyコマンド名
    2ターゲット名

    アカウントが所属するターゲット名を設定します。
    例:winsv01    

    3アカウント名

    アカウントの名前を設定します。
    例:account001

    4パスワード

    アカウントパスワードを設定します。
    RANDOM と設定した場合、パスワードランダム生成が行われます。また、RANDOM というパスワードは設定出来ません。
    ※アカウントの所属するターゲットが「同期する」に設定されていて、iDoperationのみパスワード変更を「0:ターゲットと iDoperation の両方を変更する」に設定した場合、パスワードランダム生成が可能です。

    例:P@ssw0rd


    5iDoperationのみパスワード変更

    iDoperation のパスワードのみ変更するかどうかを設定します。
    ※「iDoperation のみ変更する」の場合は、アカウントがパスワード変更禁止に設定されている場合でも、パスワード変更がされます。
    0:ターゲットと iDoperation の両方を変更する
    1:iDoperation のみ変更する

    例:0


    6操作対象

    iDoperationでの管理対象とするかどうかを設定します。
    0:操作可
    1:操作不可
    規定値:0

    例:0


    7ワークフロー貸出対象

    特権ID貸出申請の対象にするかどうかを設定します。
    0:対象としない
    1:対象とする
    規定値:1

    例:1


    8実パスワード貸出対象

    実際に登録されているパスワードを貸出対象にするかどうかを設定します。
    0:対象としない
    1:対象とする
    規定値:1

    例:1


    9同時貸出対象

    貸出時間が重なる特権ID貸出申請を許可するかどうかを設定します。
    同時貸出を許可しても、ターゲットサーバによっては、同時には利用出来ない場合があります。
    0:同時貸出不可
    1:同時貸出可能
    規定値:1

    例:1


    10特権IDの利用点検対象

    監査対象にするかどうかを設定します。
    0:対象としない
    1:対象とする
    規定値:1

    例:1


    11パスワード変更対象

    アカウントに対するパスワード個別変更およびパスワード一括変更の対象とするかどうかを設定します。
    0:パスワード変更の対象としない
    1:パスワード変更の対象とする
    規定値:1

    例:1


    12パスワード変更(参照前・貸出終了)対象

    「特権利用」で利用者がパスワードを参照する前、貸出終了時にパスワードを変更するかどうかを設定します。
    0:対象としない
    1:対象とする

    例:1


    13メモ

    メモを 512 文字以内で設定します。
    例:保守作業用


    14~28アカウント追加項目1~15システム設定』-『追加項目』でアカウント追加項目が設定されている場合に設定出来ます。

    コマンド記述例

    AccountModify,winsv01,account01,RANDOM,0,1,1,0,1,1,0,0,,,,,,,,,,,,,,,,

    アカウント削除

    アカウントの削除には、AccountDeleteコマンドを使用します。

    AccountDeleteのフォーマット

    AccountDelete,ターゲット名,アカウント名

    AccountDeleteのパラメータ

    Noパラメータ概要必須
    1AccountDeleteコマンド名
    2ターゲット名

    アカウントが所属するターゲット名を設定します。

    例:winsv01

    3アカウント名

    アカウントの名前を設定します。

    例:account001

    コマンド記述例

    AccountDelete,winsv01,account001