JSON仕様説明

    JSON仕様説明


    記事の要約

    JSONの基本構成や設定項目について説明します。

    JSON構成

    JSONの基本的な構成例を下記に示します。
    ※正しいJSONフォーマットであることを確認してください。
    よくある誤りとして最終要素の後にカンマ(,)がついている場合などは不正なフォーマットとなり、登録時にエラーになります。

    設定項目

    1.基本設定項目

    キー必須
    url文字列アクセス先URL(通常、ログイン画面のURL)
    ignoreUrl文字列-アクションの実行を行わないURL。実行中の画面遷移でこれに前方一致するURLにアクセスした場合、対象画面でのアクションの実行を行わず、画面が遷移するのを待つ。
    skipUrl文字列-アクションの実行を中断するURL。アクション実行中の画面遷移でこれに一致するURLにアクセスした場合、アクションの実行を終了する。(すでにログインが完了している場合の遷移先URLを指定する)
    incognitotrue/false-ブラウザのシークレットモードでアクションを実行する場合はtrue(デフォルト)
    actions配列実行するアクションの一覧(画面ごとに配列で定義)

    2.アクション設定項目

    ①input : 操作対象要素にテキストを設定

    キー必須
    action文字列"input"
    iframe文字列-操作対象要素が<iframe>内に存在する場合、iframeのセレクタ(jQuery書式)
    selector文字列操作対象要素のセレクタ(jQuery書式)
    value文字列操作対象要素に設定する文字列
    optionaltrue/false-操作対象要素が存在しなかった場合の処理
    ・true:スキップして次のアクションを実行
    ・false:処理終了(デフォルト)
    timeout数値-操作対象要素を検知するまでのタイムアウト時間(秒)
    (デフォルトは、optionalが指定されている場合は1秒、それ以外は10秒)

    ②click:操作対象要素をクリック

    キー必須
    action文字列"click"
    iframe文字列-操作対象要素が<iframe>内に存在する場合、iframeのセレクタ(jQuery書式)
    selector文字列操作対象要素のセレクタ(jQuery書式)
    optionaltrue/false-操作対象要素が存在しなかった場合の処理
    ・true:スキップして次のアクションを実行
    ・false:処理終了(デフォルト)
    timeout数値-操作対象要素を検知するまでのタイムアウト時間(秒)
    (デフォルトは、optionalが指定されている場合は1秒、それ以外は10秒)

    ※click実行時に、画面内に以下のセレクタに一致するCAPTCHA(キャプチャ)認証要素が存在する場合、clickを実行せずにアクションの実行を中断します。     
    ・".g-recaptcha"    
    ・".h-captcha"    

    ③hide:操作対象要素を隠す
    ④show:操作対象要素を表示する
    ⑤wait:操作対象要素が出現するのを待機

    キー必須
    action文字列"hide"/"show"/"wait"
    iframe文字列-操作対象要素が<iframe>内に存在する場合、iframeのセレクタ(jQuery書式)
    selector文字列操作対象要素のセレクタ(jQuery書式)
    optionaltrue/false-操作対象要素が存在しなかった場合の処理
    ・true:スキップして次のアクションを実行
    ・false:処理終了(デフォルト)
    timeout数値-操作対象要素を検知するまでのタイムアウト時間(秒)
    (デフォルトは、optionalが指定されている場合は1秒、それ以外は10秒)

    ⑥sleep : レスポンスの受信完了、または指定時間待機

    キー必須
    action文字列"sleep"
    url文字列レスポンスの受信完了を待機するURLのパターン
    value数値待機時間(ミリ秒)

    △:url、valueのいずれか必須 (双方指定された場合はurlを優先)

    ⑦unlock : 処理中画面でのマウス操作のロックを解除

    キー必須
    action文字列"unlock"

    スクリプト変数

    JSONではスクリプト変数と呼ばれる特殊文字列が使用出来ます。

    以下、スクリプト変数の一覧と概要について説明します。

    変数名概要
    {IPADDR}オートログイン対象ターゲットのIPアドレス/ホスト名
    {TGDOMAINNAME}オートログイン対象ターゲットのドメイン名
    {ACCOUNT}オートログイン対象アカウント名
    {PASSWORD}上記アカウントのパスワード
    {DOMAINIP}ドメインターゲットのIPアドレス/ホスト名
    {DOMAINNAME}ドメイン名
    {POSTDOMAINNAME}ドメインアカウントを使用する際のユーザ@ドメイン名の「@ドメイン名」部分
     ※ドメイン不要なターゲットの場合は、{ACCOUNT}{POSTDOMAINNAME}定義しても、{POSTDOMAINNAME}は空となります。
    {PORT}オートログイン対象ターゲットのポート番号
    {DBNAME}データベース:データベース名(SQL Server)/サービス名(Oracle)
    {DBID}データベース:インスタンス名(SQL Server)/DBID(Oracle)
    {DBSID}データベース:SID(Oracle)

    ※スクリプト変数記述時は大文字・小文字は区別されません。


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