外部ワークフロー連携の概要

    外部ワークフロー連携の概要


    記事の要約

    外部システムのワークフロー(外部ワークフロー)によって承認された特権ID貸出申請情報をiDoperationに連携する事でアカウントの貸出を行うための、設定方法や連携するデータ形式について説明します。外部ワークフローとの連携には、iDoperation WebAPI(以下WebAPI)を利用します。
    外部ワークフロー連携を使用する場合は、iDoperationのワークフロー機能と併用する事は出来ません。また、取り込まれた申請情報は、再利用や申請・報告等の操作は出来ません。

    Step1: 外部ワークフローの認証

    iDoperationのWebAPIは以下の認証方式で外部ワークフローを認証します。

    No認証方式    概要
    1

    OAuth 2.0
    (Client Credential Grant)

    クライアントID、クライアントシークレットをパラメータにOAuthトークン取得を実行し、アクセストークンを取得します。取得したアクセストークンをリクエストヘッダに設定します。
    2Basic認証クライアントID、パスワードをコロン(区切り文字)で結合し、Base64エンコードした文字列をリクエストヘッダに設定します。
    3APIトークンアクセストークンをリクエストヘッダに設定します。

    Step2: 特権ID利用申請

    外部ワークフローで承認された特権ID貸出申請情報(利用申請情報)を、特権ID利用申請のWebAPIを実行してiDoperationに送信します。
    iDoperationは、リクエストヘッダに設定された認証情報と、受信した利用申請情報をチェックし、正しければiDoperationに承認済みの申請として取り込まれ、申請結果を外部ワークフローへ返却します。

    ※この特権ID利用申請の説明は、OAuth 2.0を使用した一例です。この他にも様々なWebAPIが提供されています。他のWebAPIを組み合わせて使用する場合は、『付録』-『特権ID利用申請/報告のWebAPI利用』のシーケンスを参考にしてください。

    WebAPI仕様については、『連携インタフェース』-『API一覧』を参照してください。