全OSに共通の前提条件

    全OSに共通の前提条件


    記事の要約

    Oracleデータベースが動作している全OS共通で、以下の前提条件があります。

    ※ID管理が〇になっている項目は、ID管理の機能の前提条件になります。ログが〇になっている項目は、アクセスログ管理のログ自動収集機能、または、ログ自動収集機能で収集したアクセスログ(ログインログ・ログアウトログ・suログ・ログイン失敗ログ)で出力するレポートの前提条件になります。

    No

    条件

    対象機能

    ID

    ログ

    1

    Oracleデータベースが動作しているOSがターゲットとして登録されている事。
    また、そのターゲットでID管理、ログ収集のどちらかを実施している事。
    ※アクセスログの収集は、Oracleデータベースが動作しているOSに接続して実施します。

    -

    2

    Oracleデータベースの監査ログにDBIDが出力されている事。
    ※通常DBIDは監査ログに出力されますが、特定のバージョンで出力されない事があります。その場合は、出力するバージョンへのアップデート、もしくは、DBIDを出力するためのパッチ適用が必要です。
    2019年2月時点では、下記のバージョンでDBIDが出力されない事を確認しています。

    • Oracle Database 10gの10.2.0.4以前
    • Oracle Database 11gの11.1.0.7

    -

    3

    冗長構成されたOracleデータベースを管理対象とする場合は下記を満たしている事。

    • ノード間のアカウントの同期は、Oracle RACの機能で行う事。
    • 全ノードで時刻、タイムゾーンが同一である事。
    • Oracleデータベースの前提条件※が満たされ、全ノードで同一になっている事。

    ※UNIX・Linux系OSで動作するOracleデータベースは、本表と『UNIX・Linux系Oracleデータベースの前提条件』を参照してください。
    ※Windows系OSで動作するOracleデータベースは、本表と『Microsoft Windows系Oracleデータベースの前提条件』を参照してください。

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