全OSに共通の前提条件

    全OSに共通の前提条件


    記事の要約

    PostgreSQLが動作している全OS共通で、以下の前提条件があります。

    ※ID管理が〇になっている項目は、ID管理の機能の制約になります。ログが〇になっている項目は、アクセスログ管理のログ自動収集機能、または、ログ自動収集機能で収集したアクセスログ(ログインログ・ログアウトログ・suログ・ログイン失敗ログ)で出力するレポートの制約になります。

    No

    条件

    対象機能

    ID

    ログ

    1

    PostgreSQLが動作しているOSがターゲットとして登録されている事。
    また、そのターゲットでID管理、ログ収集のどちらかを実施している事。
    ※アクセスログの収集は、PostgreSQLが動作しているOSに接続して実施します。

    -

    2

    ID管理用のアカウントとして、以下のいずれかのアカウントを用意する事。
    ・PostgreSQLデータベースの管理アカウント
    ・SUPERUSERの属性を保有するアカウント
    ・CREATEROLE権限と、pg_userテーブルに対するSELECT権限を保有するアカウント
    PostgreSQL 16以降のバージョンは、CREATEROLE権限のアカウントでは自身で作成したアカウントしか管理できないため、以下のコマンドを実行し、権限を付与することで管理できるようになります。

    GRANT <管理対象のアカウント> TO <ID管理用のアカウント> WITH ADMIN OPTION;

    -

    3

    iDoperation CloudからPostgreSQLへの通信で、SSL接続を使用する場合 、PostgreSQL側でSSL通信を有効とする事。
    ※iDoperation Cloudでは、SSL証明書の検証は行いません。

    -

    4

    認証方式はscram-sha-256、md5、または、passwordである事。

    -