Azure SQL Databaseの前提条件

    Azure SQL Databaseの前提条件


    記事の要約

    Azure SQL Databaseには、以下の前提条件があります。

    ※ID管理が〇になっている項目は、ID管理の機能の前提条件になります。ログが〇になっている項目は、アクセスログ管理のログ自動収集機能、または、ログ自動収集機能で収集したアクセスログ(ログインログ・ログアウトログ・suログ・ログイン失敗ログ)で出力するレポートの前提条件になります。

    No

    条件

    対象機能

    ID

    ログ

    1

    iDoperation Cloudがhttp/httpsでAzureに接続可能である事。

    2

    ID管理用のアカウントとして、接続可能な「サーバー管理者ログイン」アカウント、もしくはSQL Server認証で接続出来る以下の権限(※)を保有しているアカウントを用意する事。
    ※以下の権限を持っている事。
    ・接続先データベースに対してCREATE USERの実行権限

    -

    3

    iDoperation Cloudに対象データベースのサービスポートが開放されリモートからアクセス出来る事。

    -

    4

    ログ保存先としてストレージアカウントを作成しておく事。

    -

    5

    該当ログは、以下のアクションが監査ログとして出力されている事。
    DATABASE AUTHENTICATION SUCCEEDED
    DATABASE AUTHENTICATION FAILED
    詳細は『管理対象のログ出力設定』を参照してください。

    -

    管理対象のログ出力設定

    監査ログを利用するための設定手順を説明します。
    2019年12月時点の画面を例に手順を記載しています。
    画面や手順は変更になる可能性があります。手順が実施できない場合は、お問い合わせください。

    ストレージアカウントの作成

    1.Azure Portal『https://portal.azure.com/』にログインします。(※)
    「≡」をクリックしてメニューバーを表示し、「すべてのサービス」をクリックします。

    ※Azure Portal画面ではなく、以下の画面が表示された場合は、「Continue to Azure Portal website」を選択します。


    2.すべてのサービスで「ストレージアカウント」を検索し、表示された「ストレージアカウント」をクリックします。

    3.「作成」タブをクリックします。

    4.「基本」タブでストレージのアカウントを設定してください。
    「次:詳細設定」をクリックします。

    5.「詳細設定」タブでアクセス層を設定してください。
    「次:ネットワーク」をクリックします。

    6.「ネットワーク」タブで接続方法を設定してください。
    「確認および作成」をクリックします。


    7.設定内容を確認し、「作成」をクリックします。

    監査ログ出力設定

    1.「≡」をクリックしてメニューバーを表示し、「SQLデータベース」をクリックします。

    2.「名前」にあるデータベース名をクリックします。

    3.「監査」をクリックします。

    4.以下の「設定内容」で設定します。
    「容量の詳細」をクリックします。

    設定内容

    No

    項目名

    設定内容

    1

    監査

    オン

    2

    Storage

    チェックを入れる

    5.記憶域設定(サブスクリプション、ストレージアカウント、ログ保有期間)を設定し、「OK」をクリックします。

    6.「保存」をクリックします。