Release notes Version 2407

    Release notes Version 2407


    記事の要約

    Web Console

    新機能/変更の内容を以下に記載します。

    新機能

    No内容
    1

    Red Hat Enterprise Linux 8 / 9上のPostgreSQL 16がID管理、アクセスログ管理のサポート対象となりました。

    2Red Hat Enterprise Linux 9およびOracle Linux 9上のOracle Database 19c がアクセスログ管理のサポート対象となりました。
    3

    Red Hat Enterprise Linux 9およびOracle Linux 9上のOracle Database 19c  RACがアクセスログ管理のサポート対象となりました。

    4Red Hat Enterprise Linux 7 / 9上のMySQL 8.0がID管理、アクセスログ管理のサポート対象となりました。
    5

    Red Hat Enterprise Linux 9上のMySQL 8.4がID管理、アクセスログ管理のサポート対象となりました。

    6Red Hat Enterprise Linux 8 / 9および Windows Server 2016 / 2019 / 2022上のDb2 v11がID管理、アクセスログ管理のサポート対象となりました。
    7

    Amazon RDS for SQL Server 2022がID管理のサポート対象となりました。

    8

    Amazon RDS for MariaDB v10.6 / v10.11がID管理、アクセスログ管理のサポート対象となりました。

    9

    Oracle系ターゲットで、sysユーザなどのas句を利用して接続したユーザのalter sessionログを、ログイン/ログアウトログとして収集できるようになりました。

    10

    UNIX・Linux系ターゲットのアカウントで公開鍵認証方式を利用する場合に、OpenSSH形式、PuTTY3形式(PuTTY-User-Key-File-3)の秘密鍵のアップロードに対応しました。

    変更

    No内容
    1

    Microsoft Entra IDのPowerShellモジュールが廃止されるため、Microsoft Entra ID関連で使用しているライブラリをADALからMSALに変更しました。

    2パスワード退避機能の出力ファイルをターゲット単位からアカウント単位に変更することでアカウント操作の処理性能を改善しました。
    3申請プリセットを利用して特権ID貸出申請を行った際、申請プリセットによって貸出対象となるアカウント数が多い場合のレスポンスを改善しました。ただし、申請プリセットによる貸出対象となるアカウントが確定するまで、申請の取り下げ、差し戻し、否認は行えません。
    4UNIX・Linux系ターゲットのアカウントで秘密鍵を自動生成する際のRSA鍵長を3072ビットに変更しました。新規に自動生成される秘密鍵は、RSA鍵長が3072ビットで作成されます。
    5ダッシュボード画面、申請一覧画面が表示されるまでのレスポンスを改善しました。
    6iDoperation V2,V3からデータ移行した場合にパスワード退避ファイルを生成するように変更しました。
    7Web Consoleのシステム設定でパスワード退避ファイルの暗号化パスワードを変更した場合にパスワード退避ファイルを全て再生成するように変更しました。再生成中は暗号化パスワードの変更はできません。
    8iDoperation Cloudで使用している内部ライブラリの一部を最新化しました。
    9Web Console画面の軽微な改善をしました。

    修正

    No内容
    1

    アカウントが大量に登録されたターゲットの「詳細」タブを開いた際、画面が読み込み中のままとなり表示されない不具合を修正しました。

    2

    HP-UXターゲットを高信頼性モードにしている場合、rootのパスワード変更に失敗する不具合を修正しました。

    3申請画面の印刷で、印刷範囲が複数ページに及ぶような場合に一部しか印刷対象にならない不具合を修正しました。
    4Web Consoleのアプリ画面にて、アプリを無効化しても申請等の特権利用時に選択・利用できる不具合を修正しました。

    iDoperation Client(v1.2.0)

    新しいバージョンのiDoperation Clientのリリースはありません。    

    iDoperation Client Extension(v3.6.0)

    新しいバージョンのiDoperation Client Extensionのリリースはありません。    

    アップデートについての注意点

    Web Consoleのシステム設定でパスワード退避ファイルは暗号化する事を推奨します。お客様の責任で暗号化パスワードを必ず設定してください。