Release notes Version 2501

    Release notes Version 2501


    記事の要約

    発行日 2025年1月23日


    Web Console (v2501)

    新機能/変更/修正の内容を以下に記載します。

    新機能

    No内容
    1

    PCの特権管理(Endpoint Management)用の製品であるiDoperation EPM Cloudが新たに提供となりました。

    • EPM用のWeb Consoleを追加
    • 特権管理対象のPCにインストールするiDoperation EPM Agentを追加

    ※本製品の利用は、追加のライセンスが必要です。

    2

    iDoperation PAM Cloudに以下のようなRemote Access Gateway(RAG)機能が追加となりました。

    • ブラウザベースのRemote DesktopやSSHのリモートセッション機能を追加
    • それらのセッションの管理画面を追加
    • Server Managementロールにセッションの管理権限を追加
    • ブラウザベースのリモートアクセスの為のRemote Desktop(HTML5)、SSH(HTML5)アプリを追加

    ※本機能の利用は、追加のライセンスが必要です。

    3

    Windows Server 2025がID管理、アクセスログ管理のサポート対象となりました。

    4

    SQL Server Always on構成のSQL Server 2019 / 2022がID管理、アクセスログ管理のサポート対象となりました。

    5

    Windows Server 2016 / 2019 / 2022上のPostgreSQL 16がID管理、アクセスログ管理のサポート対象となりました。

    6

    MariaDB 11.4がID管理、アクセスログ管理のサポート対象となりました。

    7

    macOSのブラウザの動作環境にSafari 18が追加となりました。

    8

    PostgreSQLターゲットの接続時の認証方式scram-sha-256をサポートしました。

    9

    下記のPostgreSQL系ターゲットのID管理でSSL接続の有無が設定可能になりました。

    • PostgreSQL
    • Amazon Aurora PostgreSQL
    • Amazon RDS for PostgreSQL
    10

    UNIX/LinuxターゲットのSSHの待ち受けポートを22番から変更できるようになりました。

    変更

    No内容
    1iDoperation EPM Cloudの追加に伴いユーザの項目が増えたため、一括操作のユーザ登録・変更のフォーマットを変更しました
    2iDoperation EPM Cloudの追加に伴いユーザの項目が増えたため、Web APIのユーザ一覧・登録・参照・変更のインタフェースを変更しました。
    3

    オンプレ版のiDoperation ver3.8からのデータ移行に対応するため、データ移行ツールを変更しました。具体的には、iDoperation ver3.8でリリースしたUNIX/Linux系ターゲットの接続ポートの変更に対応しています。

    4特権ID貸出申請画面で、すでに貸出アカウントに設定されているものを重複登録できないように変更しました。
    5登録・変更画面で複数選択が可能な項目で絞り込みを行った場合に、選択済みの項目は常に表示するように変更しました。
    6Web Consoleの表の検索フィールドにおいて、検索動作を「文字を1文字入力するたびに毎回検索を行う」から「Enterキーを押すか、カーソルが外れたタイミングで検索を行う」ように変更しました。
    7Windows 11 Version 24H2などのWindows Updateにより、RDP接続の警告ダイアログのタイトルが「リモート デスクトップ接続」から「リモート デスクトップ接続のセキュリティ警告」に変更されました。それに伴い、「Remote Desktop」アプリが新しいタイトルでも正常に動作するよう対応しました。
    8プリセットのアプリを削除できないように変更しました。
    9

    スケジュール画面で従来の「スケジュール一覧」タブを、「ターゲットスケジュール」と「一括操作スケジュール」の2つのタブに分割しました。それぞれのタブでは、以下のスケジュール一覧を参照できます。

    • ターゲットスケジュール:パスワード一括変更、アカウント点検
    • 一括操作スケジュール:一括操作

    修正

    No内容
    1

    一括操作で同一のCSVファイル内でユーザ登録(UserAdd)、またはユーザ変更(UserModify)後で一部のコマンドを処理する際にエラーが発生する不具合を修正しました。

    ・不具合が発生した一括操作のコマンド
    LoginPermissionAdd、LoginPermissionDelete、WorkflowAdd、WorkflowModify、WorkflowDelete、PresetAdd、PresetModify、PresetDelete、ScheduleAdd

    2

    特権ID貸出申請に対して利用実績なしにチェックを入れて報告しても、利用期間(実績)が登録されてしまう不具合を修正しました。

    3ユーザロールの管理対象グループに割り当てられているユーザグループの削除ができない不具合を修正しました。
    4参照権限のみのユーザがレポート出力設定画面で出力対象設定の設定確認ボタンをクリックしても、出力対象設定のサブウィンドウが表示されない不具合を修正しました。
    5参照権限のみのユーザがレポート通知やワークフロー通知の画面を表示した際に発生していた不具合(言語切替ができない、操作できない変更ボタンが表示される)を修正しました。
    6Salesforceターゲットはリモートアクセスしないため接続テストが不要ですが、接続テスト機能が残っていたため削除しました。
    7ユーザが所属するユーザグループ数が多い場合、Web Consoleの画面遷移に時間がかかる不具合を修正しました。
    8ユーザ管理、ターゲット管理でグループが多く存在する場合、ツリービューでグループを展開するごとに画面の描画が遅くなる不具合を修正しました。
    9申請プリセットが10,000件以上登録されている場合に、ターゲット削除後に紐づくアカウントが0件になった申請プリセットが削除されないことがある不具合を修正しました。
    10パスワードに必要な文字数の合計がパスワード最大長に等しくなるようなパスワードポリシーを生成した場合に、パスワードポリシーに合致しないパスワードが自動生成される場合がある不具合を修正しました。
    11

    申請書に対するコメントの1行当たりの文字数が長い場合に、申請の参照画面で全文を確認できない不具合を修正しました。

    12

    Linux上に構築したデータベースのログ収集において、Linuxの接続方式の「接続アカウントからrootへのスイッチにsudoコマンドを使用する」が有効の場合、データベースのログ収集に失敗する不具合を修正しました。対象となるデータベースは以下です。

    • Oracle (Linux)
    • MySQL
    • MariaDB
    • PostgreSQL (Linux)
    • Db2
    13特権IDの利用点検レポートで、一度でも報告承認が実施されると「報告未承認」が点検されない不具合を修正しました。
    14不正なパラメータを指定したWebAPIに対する応答が400エラーではなく、500エラーで返却される不具合を修正しました。
    15

    OracleのRAC構成などの冗長構成のデータベース系ターゲットのアクセスログ管理設定で、OSターゲットに設定したターゲットに対する操作にある以下の不具合を修正しました。

    • OSターゲットの「参照元」タブにデータベース系ターゲット側の情報が表示されない。
    • データベース系ターゲット側でアクセスログの自動収集をしない設定に変更しても、変更前にOSターゲットとして設定されていたターゲットの削除ができない。
    16WindowsまたはActive Directoryターゲットで、ログイン可能時間外でログオン失敗となったアクセスが、「ID/パスワード誤り」としてログオン失敗履歴レポートに出力される不具合を修正しました。
    17

    以下のクラウドデータベースで、監査ログ出力設定が未設定の場合にログ収集に失敗する不具合を修正しました。

    • Amazon Aurora MySQL
    • Amazon RDS for MySQL
    • Amazon RDS for MariaDB
    18レポート一覧画面で状態が「待機中」「実行中」のレポートの「×」(閉じる)アイコンをクリックしてもレポートの出力を中止できない不具合を修正しました。

    Windows版 iDoperation Client(v1.2.1)

    新しいバージョンのWindows版iDoperation Clientのリリースはありません。
      

    Mac版 iDoperation Client(v1.3.0)

    新機能

    No内容
    1

    macOSの動作環境にmacOS バージョン 15(Sequoia)が追加となりました。

    iDoperation Client Extension(v3.8.3)  

    変更

    No内容
    1

    オートログインの実行履歴が登録されない場合がある不具合を修正しました。(AWS Management Console) 

    アップデートについての注意点

    注意点はありません。