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レポート点検
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レポートでの点検を行うため、各レポートの定期出力設定を検討します。
「iDoperation導入後の想定運用」の内容から、以下の3つの実施は必要です。
- 日次の「特権IDの利用点検レポート」での利用状況点検
- 月次の「アカウント点検レポート」での不正操作点検
- 3か月に1回のiDoperationの各種一覧レポートを用いての棚卸
それぞれについて説明します。
日次の「特権IDの利用点検レポート」での利用状況点検
作成するレポートは「特権IDの利用点検レポート」が該当します。
日次での作成は出力スケジュール機能で設定する事が出来るので、この機能で自動作成を行います。
確認するユーザは「IT管理部の一般社員」となっているので、閲覧可能ユーザグループは「一般社員」となります。
また、作成したレポートをシステム管理部宛にメールで送付するので、「メール通知」を「通知する」、「メール宛先」にシステム管理部のメーリングリスト、「レポートを添付する」を「添付する」に設定します。
「メール宛先」に設定する事が出来るメールアドレスは1つのみである事に注意してください。
また、レポートを添付する設定としている場合でも、レポートのサイズが「システム設定」で設定可能な「添付ファイル最大サイズ」を超える場合は添付されません。
月次の「アカウント点検レポート」での不正操作点検
作成するレポートは「アカウント点検レポート」が該当します。
月次での作成は出力スケジュール機能で設定する事が出来るので、この機能で自動作成を行います。
『日次の「特権IDの利用点検レポート」での利用状況点検』と同じように、確認するユーザは「IT管理部の一般社員」となっているので、閲覧可能ユーザグループは「一般社員」となります。
3か月に1回のiDoperationの各種一覧レポートを用いての棚卸
作成するレポートは「アカウント一覧レポート」、「ユーザ一覧レポート」、「ターゲット一覧レポート」の3つが該当します。
これまでと同様に確認するユーザは「IT管理部の一般社員」となっているので、閲覧可能ユーザグループは「一般社員」となります。
今回はiDoperationに登録されている各リソースをそれぞれ1つのレポートで確認するので、
出力対象設定には「すべてのターゲット/ユーザ」を指定します。
なお、iDoperationの出力スケジュール機能では1か月に1回の期間までしか設定出来ないので、3か月に1回手動で作成する形式となります。