スケジュール管理

    スケジュール管理


    記事の要約

    スケジュール登録

    スケジュールの登録には、ScheduleAddコマンドを使用します。

    ScheduleAddのフォーマット

    ScheduleAdd,ターゲット名,スケジュール種別,開始日,メモ,スケジュールテンプレート,実行条件,タイムゾーン,間隔,実行日(曜日),開始時刻,実行に失敗した場合,異常終了した場合,再実行間隔,再実行最大数

    ScheduleAddのパラメータ

    Noパラメータ概要必須
    1ScheduleAddコマンド名
    2ターゲット名

    ターゲット名を設定します。

    例:winsv01

    3スケジュール種別

    スケジュール種別を設定します。
    1:パスワード一括変更
    2:アカウント点検

    例:1

    4開始日

    開始日を「YYYY-MM-DD」もしくは「YYYY/MM/DD」形式で設定します。

    例:2023/10/01

    5メモ

    メモを設定します。

    例:スケジュール001です。


    6スケジュールテンプレート

    登録済みのスケジュールテンプレートを適用する場合は、適用するスケジュールテンプレート名を設定します。
    個別設定する場合は、設定不要となります。

    例:Windowsサーバ点検用


    7実行条件

    スケジュールの実行条件を設定します。
    Once:1回
    Daily:日単位
    Weekly:週単位
    Monthly:月単位

    例:Daily

    ○(*1)

    8タイムゾーン

    スケジュールのタイムゾーンを設定します。
    設定可能なタイムゾーンは『付録:タイムゾーンの設定』を参照してください。

    例:Asia/Tokyo

    ○(*1)

    9間隔

    スケジュールの実行間隔を設定します。
    No7「実行条件」毎に設定可能な範囲が異なります。
    日単位:1~7 (日ごと)
    週単位:1~5 (週ごと)
    月単位:1~12 (月ごと)

    例:1

    ○(*1)(*2)

    10実行日(曜日)

    No7「実行条件」が週単位の場合は、スケジュールを実行する曜日を設定します。
    曜日:Mon、Tue、Wed、Thu、Fri、Sat、Sun

    例:Thu

    No7「実行条件」が月単位の場合は、スケジュールを実行する日、または実行する曜日(週も指定)を設定します。
    日付(Lastは最終日):1~31、Last
    曜日(Finalは最終週):First、Second、Third、Fourth、Final + 半角スペース + Mon、Tue、Wed、Thu、Fri、Sat、Sun

    例(日付):15
    例(曜日):Second Wed

    ○(*1)(*3)

    11開始時刻開始時刻を HH:MM 形式で設定します。
    例:10:00

    ○(*1)

    12実行に失敗した場合何らかの理由でスケジュールの実行ができなかった場合に、実行可能となった契機で実行するか、実行しないままとするか、設定します。
    0:実行しない
    1:実行可能となった契機で実行する

    例:1

    ○(*1)

    13異常終了した場合

    スケジュールを実行したが、何らかの理由で異常終了した場合に、スケジュールを再実行するか、再実行しないか、設定します。
    0:再実行しない
    1:再実行する

    例:1

    ○(*1)

    14再実行間隔

    スケジュールを再実行する場合の、実行間隔(時間)を設定します。
    1~24の範囲で設定します。

    例:2

    ○(*1)(*4)

    15再実行最大数

    スケジュールを再実行する場合の、再実行最大数を設定します。
    1~99の範囲で設定します。

    例:3

    ○(*1)(*4)

    (*1) スケジュールテンプレートを「個別設定」とする場合、必須です。
    (*2) 間隔を「日単位」「週単位」「月単位」とする場合、必須です。
    (*3) 間隔を「週単位」「月単位」とする場合、必須です。
    (*4) 異常終了した場合を「再実行する」とする場合、必須です。

    コマンド記述例

    ScheduleAdd,winsv01,1,2020/10/01,スケジュール001です。,,Weekly,Asia/Tokyo,1,Thu,10:00,1,1,2,3

    スケジュール削除

    スケジュールの削除には、ScheduleDeleteコマンドを使用します。
    ※「ターゲット名」「スケジュール種別」を設定して、複数のスケジュールが条件に一致した場合は、該当のスケジュールを全て削除します。

    ScheduleDeleteのフォーマット

    ScheduleDelete,ターゲット名,スケジュール種別

    ScheduleDeleteのパラメータ

    Noパラメータ概要必須
    1ScheduleDeleteコマンド名
    2ターゲット名

    ターゲット名を設定します。

    例:winsv01

    3スケジュール種別

    スケジュール種別を設定します。
    1:パスワード一括変更
    2:アカウント点検

    例:1

    コマンド記述例

    ScheduleDelete,ターゲット001,1