セッション

    セッション


    記事の要約

    ホーム画面の「セッション」または、画面左のメニューリストから「セッション」をクリックすると、「セッション」画面が表示されます。
    ここでは、セッションの画面の説明と、各種操作を説明します。

    セッション一覧を確認する

    「セッション」画面では、iDoperation RAGを使用しているセッションの情報を一覧で確認できます。表示される情報には、以下の内容が含まれます。
    リストのタイトル部分をクリックすることで、表示順を昇順または降順に切り替えることができます。また、リストタイトルの下にある文字入力欄を使用して、表示内容をフィルタリングすることも可能です。

    No

    リストタイトル

    説明

    1

    状態

    iDoperation RAGの接続状態を表示します。
    ・アクティブ
    ・切断待ち
    ・切断中
    ・終了

    2

    期間

    セッションを接続している期間を表示します。

    3

    ユーザ

    iDoperation RAGを使用して特権IDを利用しているユーザのメールアドレスを表示します。

    4

    接続元

    接続元のIPアドレスを表示します。

    5ターゲットiDoperation RAGが接続しているターゲット名を表示します。
    6IPアドレス/ホスト名iDoperation RAGが接続しているターゲットのIPアドレス/ホスト名を表示します。
    7グループ名iDoperation RAGが接続しているターゲットのターゲットグループ名を表示します。
    8アカウントiDoperation RAGが接続しているターゲットの特権ID(アカウント)を表示します。
    9コントロール

    「切断」をクリックすると、使用期間を過ぎても接続が続いているセッションを切断できます。完全にセッションが切断されるまでには、最大で約1分程度かかることがあります。
    「共有」をクリックすると、接続中のセッションを共有できます。これにより、オートログイン中の作業画面を他のユーザーと共有することが可能です。
    「閲覧」をクリックすると、オートログイン中の作業画面を録画した動画を再生できます。
    ※「セッション共有」と「閲覧」には、 管理者がロールの管理で「閲覧(共有)」もしくは「閲覧(録画)」権限を設定する必要があります。

    セッション切断

    セッションの利用者や管理者が、利用中のセッションを終了するときに、「切断」ボタンをクリックしてセッションを終了します。

    セッション共有

    セッション共有機能を利用すると、オートログインしている利用者が行っている操作の画面を、リアルタイムで他の利用者に表示します。なお、オートログイン中の利用者のみがセッションの操作を行うことができ、画面共有を受けている利用者はその画面を閲覧することのみ可能です。

    セッション共有の方法

    セッション共有には2つの方法があります。「セッション一覧から閲覧する方法」と「セッション共有用のURLを共有する方法」があります。

    セッション一覧から閲覧する方法
    セッション共有を閲覧したい利用者が閲覧したいセッションを指定します。以下の方法で共有します。

    1.左ペインにある「セッション」タブを選択し、画面共有するセッションを表示する。
    2.セッション共有するセッションで、リストタイトルのコントロールに表示される「共有」ボタンをクリックする。
    3.セッション共有画面が表示される。

    セッション共有用のURLを共有する方法
    オートログイン中の利用者が特権作業中の画面からセッション共有用のURLを発行します。このURLを、セッション共有画面を閲覧したい他のユーザーに伝えることで、セッションを共有できます。『特権IDの利用(RAG)』-『セッション共有する』を参照してください。


    セッション共有の注意点

    ・1セッションで可能な画面共有数は最大2画面の共有です。
    ・iDoperation RAGシステム全体で可能な画面共有数は最大10セッションです。
    ・セッション共有にはターゲットのリモートセッションの操作の内容が表示されます。セッション中のターゲットコントロールパネルの操作(ターゲットとの ファイル転送、セッション共有、セッション切断など)は表示されません。
    セッション一覧から閲覧できるようにするには閲覧者に権限を設定します。設定については『ロールを管理するを参照してください。
    セッション共有用のURLの発行許可を設定できます。設定については『ワークフロー設計』『ポリシーを管理する』を参照してください。

    録画を閲覧する

    iDoperation RAGを使用すると、リモートデスクトップ接続やSSH接続、Webブラウザでのログオンなどの画面操作を録画できます。本トピックでは、録画の閲覧方法について説明します。

    セッション一覧から録画を再生する

    1.「セッション」画面に移動します。

    2.録画を閲覧したいセッションの「閲覧」ボタンをクリックします。

    3.再生画面が表示されるので、プレイヤーを操作して動画を再生します。

    再生画面を操作する

    再生画面の各操作アイコンについて説明します。

    アイコン

    画面名称

    説明

    -

    プレイヤー

    動画が表示される画面の中央にあるエリアです。

    再生/一時停止再生と一時停止を切り替えます。

    60秒進む

    10秒進む

    10秒戻る

    60秒戻る

    クリックするとボタンの秒数分をスキップ、または時間を戻します。

    時間表示再生時間を表示します。形式は「現在の再生時間/総再生時間」です。

    再生速度
    (プレイヤーの右下)
    倍速再生が出来ます。再生速度の倍率を指定します。
    情報
    (右サイドバー)

    再生情報を表示します。
    ・接続の期間
    ・ユーザ情報
    ・セッションのターゲット情報

    録画の注意点

    ・録画データには、ターゲットとのリモートセッションの操作内容が録画・表示されます。セッション中のターゲットコントロールパネルの操作(ターゲットとの ファイル転送、セッション共有、セッション切断など)は記録されず、表示されません。
    ・ターゲットに接続していたセッションが終了した直後は、その録画データのエンコードが完了するまで閲覧できません。エンコード中は、該当セッション「コントロール」の表示が「処理中」と表示されます。
    ・セッションの録画をするかどうかを設定できます 設定については『ポリシーを管理する』を参照してください。
    セッション一覧から録画を再生できるようにするには閲覧者に権限を設定します。設定については『ロールを管理するを参照してください。