事前準備

    事前準備


    記事の要約

    SCエージェントをインストールするための事前準備として下記を実施します。

    動作環境を確認する

    動作環境』を確認し、SCエージェントをインストールするマシンが要件を満たしているか確認します。

    SCエージェントのインストーラを用意する

    Web Consoleにアクセスし、ユーザメニューのダウンロードからOSに合わせたインストーラをダウンロードします。

    注意事項

    • ここで説明する手順ではサイレントインストール用の「Windows MSI」は使用しません。
    • エージェントはインストーラをダウンロードしたWeb Consoleに情報を送信します。複数Web Consoleがある場合は、記録したデータを送信するWeb Consoleでインストーラをダウンロードしてください。
    • ダウンロードしたインストーラには、Web Consoleライセンスの有効期限の情報が含まれています。過去にダウンロードしたインストーラがあっても有効期限が切れている可能性があるので、インストール前に再度ダウンロードすることを推奨します。

    インストールフォルダ、作業フォルダを決める

    インストールフォルダは、SCエージェントの実行ファイルが配置されるフォルダです。
    作業フォルダは、作成中の動画ファイルなどが一時的に格納されるフォルダです。
    通常は、両方とも製品標準のフォルダから変更する必要はないので、決めておく必要はありません。

    SCエージェントがインストールされているのを気づかれにくくしたい、などの理由により、フォルダを変更する場合は、どのフォルダにするか決めておいてください。
    ※Macでは製品標準のフォルダから変更することはできません。

    インストールフォルダ、作業フォルダは下記の条件を満たす必要があります。

    No

    条件

    1

    インストールする端末のローカルフォルダであること。

    2

    作業フォルダは録画するユーザ全ての書き込み権限があること。

    Web コンソールに通信できるか確認する

    Web Consoleに記録した情報を送信できるか確認するため、SCエージェントをインストールする端末からWeb Consoleにアクセスし、Web Consoleの画面が表示されるか確認します。

    Web Consoleの画面を表示できない場合、SCエージェントからWeb Consoleに記録した情報を送信できません。通信できるようにしてからSCエージェントをインストールしてください。

    プロキシサーバを経由する場合は、ブラウザにプロキシサーバの設定をして確認してください。その場合は、インストール時にプロキシサーバ情報が必要になるため、メモしておいてください。
    プロキシサーバを設定する場合は、下記の注意点があります。

    • ユーザ、パスワード認証があるプロキシサーバには対応していません。
    • プロキシサーバをホスト名で指定する場合、そのホスト名からIPアドレスを取得できる必要があります。

    インストール直後の記録設定についての注意事項を確認する

    エージェントインストール直後は記録設定について下記の注意事項があります。

    エージェントは、Web Consoleに設定されているエージェント記録設定(画質など)で動作します。そのため、インストール時に設定は行いません。
    ただし、インストール直後(インストール時にログオン済みのユーザ)は製品デフォルトの記録設定で記録されます。
    インストール後約1~2分程度でWeb Consoleの設定がエージェント側に反映され、それ以降にOSにログオンしたユーザがWeb Consoleの記録設定で記録されます。インストール後すぐにWeb Consoleの設定で記録させたい場合は、インストールの2分後(エージェント側に設定が反映された後)以降にOSの再起動が必要です。
    OSの再起動ができない場合は、インストールの2分後以降にOSから全ユーザを一度ログオフし、再ログオンしてください。

    エージェント側に Web Consoleの記録設定が反映されているかは、Web Consoleのエージェント管理の「設定状況」から確認することができます。
    エージェントとWeb Consoleが通信できない状態の場合は、通信ができるようになってからWeb Consoleの記録設定がエージェント側に反映されます。