エージェントのアンインストール

    エージェントのアンインストール


    記事の要約

    SCエージェントのアンインストール手順について説明します。

    SCエージェントのアンインストールは、まずSCエージェントの停止が必要になります。また、SCエージェントの停止にはWeb Consoleで生成する終了コードが必要になります。これは、端末利用者が記録の停止やSCエージェントのアンインストールを自由にできないようにするためです。

    ※評価版の場合は、終了コードなしで停止できます。
    ※iDoperation SC Cloudサービスの利用を終了した場合、利用終了後はWeb Consoleにアクセスできなくなるため、終了コードの生成ができなくなります。
    Mac版ではSCエージェントがアンインストールできなくなるので、サービスの利用を終了する場合は、終了前にMac版のSCエージェントをアンインストールしてください。(Windows版は自動停止するのでアンインストール可能です。)

    ここでは最初にSCエージェントの停止を説明し、その後にアンインストール方法について説明します。

    SCエージェントアンインストールの注意点

    アンインストールする場合の注意点は以下の通りです。

    No

    内容

    1

    Acitive Directoryから一括でインストールしている場合、下記の注意点があります。

    • アンインストールはActive Directory から自動で実施する事ができません。各端末で本手順記載の手順によりアンインストールする必要があります。
    • グループポリシーのSCエージェントの配布設定がある状態でアンインストールすると、アンインストール後に自動で再度インストールされてしまいます。アンインストール前にグループポリシーのSCエージェントの配布設定を解除してください。

    SCエージェントの停止

    アンインストールする前に必要なSCエージェントの停止方法について説明します。

    手順1と手順2で停止するために必要な終了コードを生成しますが、その操作にはWeb Consoleの管理者権限のユーザで実施する必要があります。
    評価版の場合は終了コードが不要のため手順3から実施します。

    1. 「終了コード生成」を生成します。
      ・Web Consoleのエージェント管理の一覧に表示される端末の場合(通常はこちらを実施)
      Web Consoleのエージェント管理の一覧から停止したいエージェントを選択し、詳細画面で「終了コード生成」ボタンをクリックします。

      ・Web Consoleのエージェント管理の一覧に表示されない端末の場合
      一度もWeb Consoleと通信がない端末の場合、Web Consoleのエージェント管理の一覧に端末が表示されません。
      この場合は、手順3を実施し「iDoperation SCエージェント終了」画面を表示します。その画面に表示されるエージェントIDをメモしてください。
      その後Web Consoleのエージェント管理の一覧画面で「終了コード生成」ボタンをクリックします。クリック後、エージェントIDの項目にメモしたエージェントIDを入力します。

    2. 「作業開始予定日」を入力して「生成」ボタンをクリックします。
      「作業開始予定日」はSCエージェントを停止する予定日を指定します。生成される終了コードは、この「作業開始予定日」から7日間のみ有効です。

      生成が完了すると「終了コード」に生成した10桁の終了コードが表示されるので、メモします。

    3. 停止する端末のWindowsのタスクトレイ Macのメニューバーに表示されているSCエージェントのアイコン(カメラのアイコン)を右クリックし、「終了」を選択します。
      Windowsのタスクトレイ/MacのメニューバーにSCエージェントのアイコンが表示されていないやSCエージェントのアイコンがわからない場合は、下記のファイルをダブルクリックしてください。
      Windowsの場合:インストールフォルダの<VislcQuit.exe>
      Macの場合:</Library/Application Support/iDoperation SC/agent/bin/VislcQuit>

    4. 「iDoperation SCエージェント終了」画面で終了コードを入力し、「OK」をクリックします。
      ※評価版では終了コードの入力は不要です。

    これでSCエージェントの停止の手順は完了です。
    引き続き『SCエージェントのアンインストール』を実施してください。
    ※停止後にアンインストールをしないで、OSの再起動を実施すると再度録画が開始します。Windowsで「シャットダウン」してOSの起動をした時に録画が開始しない場合があります。その時はOSの「再起動」を実施してください。

    SCエージェント停止時の注意事項

    Macの場合、停止するのに時間がかかる場合があります。その場合メニューバーのSCエージェントのアイコンをクリックするとすぐに停止できる場合があります。
    MacのメニューバーにSCエージェントのアイコンが表示されていない場合は、下記のファイルをダブルクリックしてください。
    </Library/Application Support/iDoperation SC/agent/bin/VislcSession>

    SCエージェントのアンインストール

    本手順はSCエージェントの停止が完了してから実施します。

    Windowsの場合

    1. Windows設定の「アプリ」の「アプリと機能」から「iDoperation SCエージェント」を選択し「アンインストール」をクリックします。
      ※クリック後「サービスが起動しているため、プログラムの変更をできません」というダイアログが表示される場合は、『SCエージェントの停止』を実施してから再度アンインストールをしてください。SCエージェント停止の手順を実施しても表示される場合は、まだ完全に停止が完了していません。少し待ってから再度実施してください。※通常は数十秒で停止しますが、環境によっては10分程度かかる場合があります。

    2. 「このアプリとその関連情報がアンインストールされます。」というダイアログが表示された場合は、「アンインストール」をクリックします。
      表示されない場合はそのまま手順3に進みます。

    3. 「インストールを継続するには、次のアプリケーションを閉じる必要があります」というダイアログをが表示された場合は、「キャンセル」をクリックして下記を実施してから再度アンインストールしてください。表示されない場合はそのまま手順4に進みます。
       ①SCエージェントを停止します。すでに停止済みの場合は不要です。
       ②全てのユーザをログオフします。
       ③再度ログインし、アンインストールを続行します。

    4. SCエージェントのアンインストール処理の進行状況が表示され、アンインストールが終了します。

    これでSCエージェントのアンインストールの手順は完了です。

    ※アンインストールしても作業フォルダは自動的に削除されません。不要な場合は、アンインストール後に削除してください。

    Macの場合

    1. </Library/Application Support/iDoperation SC/agent/bin/SCAgent Uninstaller>をダブルクリックします。

    2. アンインストールの確認ダイアログ で「OK」をクリックします。管理者アカウントとパスワードを入力する画面が表示されるので、入力し「OK」をクリックします。

    3. 「iDoperationSCをアンインストールしました。」画面が表示されたら「OK」をクリックします。

    これでSCエージェントのアンインストールの手順は完了です。

    ※アンインストールしても作業フォルダは自動的に削除されません。不要な場合は、アンインストール後に削除してください。
    ※アンインストール後に再度SCエージェントをインストールする場合は、OSを再起動してから実施してください。OSを再起動せずに再度インストールすると、正常に録画できない場合があります。