移行の条件・制約

    移行の条件・制約


    記事の要約

    データ移行には以下の条件があります。

    データ移行可能な要件

    ・iDoperation SC V2からの移行の場合、V2.9.0以降であること。
    ・iDoperation SC V3からの移行の場合、V3.8.0以降であること。

    移行データの制約

    データ項目制約
    システム設定システム設定で移行できる項目は、エージェント記録設定のみとなります。システム設定のその他の項目は移行できません。

    iDoperation SC(オンプレ版)で取得した移行データでは、Cloud版で追加された新機能に関する設定値は空となります。
    空の場合は、Cloud版で既に設定されている値が適用されます。

    グループ管理

    iDoperation SC(オンプレ版)で取得した移行データでは、Cloud版で追加された新機能に関する設定値は空となります。
    空の場合は、Cloud版で既に設定されている値が適用されます。

    ユーザ管理
    ユーザ管理のデータ移行は所属グループの権限の移行も含まれるため、ユーザ管理のデータを移行する前に、グループ管理のデータを先に移行する必要があります。
    iDoperation SC(オンプレ版)では、ログインIDがメールアドレス形式では無いため、ログインIDをメールアドレス形式に変更する必要があります。

    iDoperation SC(オンプレ版)のパスワードは移行できないため、ダウンロードしたユーザ管理のcsvファイルにはパスワードが空で出力されます。そのため、csvファイルを編集してパスワードを手動で追加する必要があります。ただし、iDoperationで既に登録されているユーザ情報については、パスワードを追加する必要はなく、追加しても反映されません。

    グループ未設定の操作ログ集計権限のデータは、「0 : 付与しない」固定となります。(iDoperation SC V2のみ)
    外部アイデンティティプロバイダーのデータは、「0 : iDoperationユーザ」固定となります。
    多要素認証のデータは、オンプレ版では個別設定ではなく、システム単位で設定しているため、システム設定で多要素認証を利用している場合は「1 : 利用する」固定、利用していない場合は「0 : 利用しない」固定となります。

    次回パスワード変更要求のデータは、「1 : 要求する」固定となります。
    そのためCloud版へのユーザ移行後は、必ずパスワード変更が求められます。
    ただし、iDoperationで既にユーザ情報が登録されており、パスワードを変更したくないユーザは、csvファイルを編集し次回パスワード変更要求のデータを「0 : 要求しない」に修正してください。

    グループ権限のグループ操作ログ集計権限のデータは、「0 : 付与しない」固定となります。(iDoperation SC V2のみ)



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